４週目（後）

金曜日　血漿交換最終日
朝、ようやく何とか自力で起き上がれるくらいに痛みは和らぐもまだまだ痛い首…
１０時くらいから血漿交換開始。
この日もiPodは持っていくも何やらぐったりして寝る。
うとうとしながら隣でピーピー機械のエラーなのか何なのかの音が何度も鳴ってくるし、血圧も一発で計れず二度三度計り直し…
１２時くらいに終わるも、終了直後の血圧終値は最安値をマーク…
70台に40台って初めて聞きましたよ…
そんなわけで意識が朦朧としてきてぐったり。
車椅子で部屋に戻ってきて、丁度昼食のタイミングだったのに食べれるはずもなく…しばらく休んで落ち着いてから何とか詰め込む。
苦手な料理じゃなくて甘いパンで本当に良かった…涙
午後は心配して来てくれた父上に対応するゆとりもなく、ひたすらダウン…
夕方夜になって徐々に楽になってきたものの依然として血圧は低いまま…
夜駆けつけた旦那くん心配…
結局、カテーテルを抜くのも出血が少なくてすむからと明日の土曜日まで気持ち悪さと格闘する羽目に…
血漿交換してどう？　と訊かれたけど、効果以前に辛いことが多すぎた治療…
４週目はリハビリは火曜日から休むしかなかった…とほほ…

土曜日
血圧は相変わらず低い。何とか8～90の5～60くらいに…涙
午前中、カテーテルを抜く。
入れるときよりはあっさりと、簡単に…だけど痛みがないわけじゃない…
ようやく痛みが和らいできたのにちょっと痛みが増すも、でもカテーテルが抜けたのですっきり気分。
ただし、起きていると辛いので、寝ながら読書と惰眠を貪る。
握力計を握らされたけど血漿交換前と全く変わらず…
あんなにつらかったのに…
点滴や点滴の副作用よりも…
担当医談は様子を見ながら血漿交換をもう一回やるかどうか決めるとのこと。
もう一回こんな辛いことやるかもしれないかもしれないことに激しく凹む。
絶不調に外泊は断念せざるおえないし、だるいし、傷は痛いし…良かったことといえば気持ち悪さが消えたことと本に集中できるようになってきたこと。


日曜日
朝からわりとすっきり。
相変わらず首は痛いけどギラン・バレーからくるだるさがほとんど感じられない。
これなら外泊できたじゃんとタイミングの悪さにちょっと落ち込む。
血圧もようやく100台に！
でも一応用心して大人しく過ごす。
シャワーの許可が出て、傷を気にするも、ジャブジャブ思いっきりあびてさっぱり。
あんなに痛かったのに傷は本当にたいしたことはない。
夕方は叔母と従兄姉たちが来てひとしきり話す。
ギリギリセーフで無様な姿をさらさずにすんだ…
お土産のプリンを旦那くんと食べたら里心全開…入院生活もほぼ１ヶ月だから結構精神的ダメージが…
調子悪いときには諦められるけど、調子がよくなると辛くなる…