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4週目(前)

病院に戻った月曜日に早速MRI検査。
火曜日も。金曜日から連日で背骨を全部撮ったらしい。
そして結果としては「ギラン・バレーらしくなったよ」とのこと。
要は、よくないってことだ。

月曜日から担当医に血漿交換を薦められるも、首からカテーテルを入れる恐怖に決断できない私…
点滴の方が絶対ラク
だけど汗ぽうがグロブリンの副作用だと判明してからは、再度グロブリンを試用すると副作用がほぼ確実に出るであろうことと、その場合は手だけにとどまらない可能性があることから、グロブリン治療には消極的。
グロブリンは1ヶ月あけないとまた使えないから尚更、今すぐ出来る血漿交換を推してくる。
看護師さんにも訊いたけれど、血漿交換と点滴の効果は個人差もあるけどデータ上だいたい同じとのことだけれど、感覚的には血漿交換の方がきいている感じがあるらしい。
原理的に血漿交換は病気の原因となっている悪さする抗体を取り除いて、血液製剤と入れ換えるわけで、点滴より直截的なのだ。
搦め手で来られて逃げ場を失って血漿交換をやると承諾したのが火曜日の昼前。
精神的に追い詰められて昼に旦那くんに電話で泣きつく。
前日の月曜日は仕事に追われ旦那くんは来れず、夜かるくパニック状態の私を宥めつつ、お医者さんへの質問を整理し、明日(つまり火曜日)も行けないかも…と言っていたにも関わらず、電話口の惨状に夜行くからと前言撤回。


しかし、この4週目は私にも旦那くんにも予想以上の怒涛の展開に…午後1で腎臓の先生から説明を聞かされ、水曜日から3日間血漿交換決定。夕方病室でカテーテルを入れることに…
急展開にショックを受けつつも、当分ふろに入れないためすぐにシャワーをあびて、処置を待つ。
しかしカテーテル挿入は、私に言わせるとプチ手術…
部分麻酔で首を切って、エコーを見ながら約13cmのカテーテル挿入。
途中血管に引っかかったのか痛いし、最後はぐいぐい押し込むし、入れ終わったら息苦しいし声は出にくいし異物感で気持ち悪い。
そして麻酔が切れてからは何より痛くて、自力で起き上がれないし、寝返りも打てない…
これでは入院直後に逆行じゃないか。
痛み止めも効かず涙。
当然、食欲気力低下…
夜、そんな惨状を見た旦那くん絶句…


水曜日 血漿交換1日目
10時前に透析室に連れて行かれ、首から出たカテーテルの管と機械を繋いで血漿交換開始。
長くかかるかもしれないと文庫本とiPodを持って行って、iPodを聞くも、途中意識が朦朧。
1時半くらいに終わって、ふらふらしつつも病室まで遠くもないので看護師さんに付き添われ、歩いて帰ろうとしたのが間違いのもと。
透析室前のエレベーター前でブラックアウト…
長時間意識が飛んでいたわけじゃないけど、車椅子で運ばれベッドに帰還。
しばらく休んで何とか昼ご飯をちょっと食べるも起きてられずばたり。
しかもだんだん手足が痺れてきて、夕方当直の先生に診てもらうも取り合ってもらえず、相変わらず首は痛いし気持ち悪いし最悪。
の状態にやってきた旦那くん再び絶句…


木曜日 血漿交換2日目
朝はやはり首が痛くて自力で起きれず、でも痺れは消えててほっと一息。
昨日と同じく10時前から血漿交換開始。
iPodだけ持って行くも聞かずに大人しく寝ることを選択。
1時過ぎに終了して帰路は同じ轍を踏まぬよう車椅子をお願いする。
でも今回は特に問題なく、午後はやってきた父上と普通に話して読書読書。
旦那くんもほっと一息。
ただひたすら首が痛いのと気持ち悪い。
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